政治

県、3案軸に検討 首里駅から自動車道直結 モノレール延長

 県が検討を進める沖縄都市モノレールの首里駅から沖縄自動車道までの延長について、3つの路線を軸に調査を進めることが6日までに分かった。県は最終的に1路線に絞り、自動車道との結節を図る方針。検討されている路線は、首里駅から、県道241号に抜け、浦添市と西原町の境界に至る自動車道につなぐ(A案)、県道29号を通り自動車道につなぐ(B案)、県道82号を通り那覇インターにつなぐ(C案)の3案。

 既に県は、国への国庫支出金要請で「延長検討調査費」を要望しており、2006年度に建設コストや整備効果などの調査を実施して整備計画案を策定、早期に延長整備に踏み切りたい考え。
 モノレールを走らせるためには、下を通る道路の幅が25メートル以上必要になるが、3案のうち、すでにモノレールの設置に必要な幅を持つのは、C案の県道82号。
 C案は道路拡幅の必要がなく、整備距離が約1キロと短いため、建設コストも低い。しかし、那覇インターへの結節となれば、既存の15駅を含め、モノレールが那覇市内のみを走る形になるため、C案選定の可能性は低い、との見方もある。
 A案の整備距離は約3キロ、B案は2キロ。いずれも既存道路が自動車道につながっていないため一部で用地取得、道路建設、拡幅が必要になる。
 A案は公共施設や首里の石嶺団地近くを通るため、利用者増が見込め、中北部地域への「延伸」の発展性もあることから有力なルートと見られている。
 モノレールの駅は約1キロに1駅を基本として設置されており、A案の場合は3駅、B案では2駅、C案では1駅の設置が予定される。
 新たに自動車道と結節する端末駅では、高速バスからモノレールへの円滑な乗り換えを可能にする同一プラットホームの整備や大規模なパークアンドライド駐車場、レンタカー拠点の設置などが計画されている。



琉球新報