米海軍特殊部隊が92年から県内駐留

  【勝連】米海軍の特殊部隊ネイビーシールズが1992年から沖縄に駐留していることが20日までに分かった。在日米海軍司令部が琉球新報社の取材に答えた。同司令部によると、ホワイトビーチと嘉手納飛行場に配備されている。シールズの沖縄駐留を米軍が認めたのは初めて。嘉手納飛行場の空軍特殊作戦部隊、トリイ・ステーションの陸軍特殊部隊(グリーンベレー)、キャンプシュワブなどにいる第31海兵遠征部隊と合わせ、これで4軍の特殊部隊が沖縄にそろっていることになる。 シールズは上陸作戦の際に破壊工作を行ったり、諜報活動などを展開する部隊。在日米海軍司令部によると、米国カリフォルニア州のコロナド基地から1小隊(16人)が沖縄へ派遣されている。1小隊が6カ月勤務した後、引き続き別の小隊を6カ月配置するという形で、繰り返し配備してきたことを在日米海軍は認めている。事実上、沖縄に常時駐留している形だ。 シールズは在沖海兵隊の第31海兵遠征部隊と一緒に訓練するなど密接な関連を持つ。米軍の特殊作戦部隊であるシールズはグリーンベレー同様、情報操作や内乱防止、侵入阻止作戦なども任務とする。シールズの沖縄駐留の理由を米海軍は明示していないが、任務などから、朝鮮半島情勢をにらんだ配備とみられる。 沖縄駐留のネイビーシールズは昨年の米韓合同演習フォールイーグルにもホワイトビーチから輸送艦に乗り込んで参加。今月中旬にもホワイトビーチから米軍の艦船に乗り込んでおり、オーストラリアで3月に行われる米豪合同演習「タンデム・トラスト年97」に参加する。