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医学論文盗作疑惑/琉球大学 2002年8月21日 
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  琉大医学部の教授(61)と助手(38)が連名で2000年に発表した論文に対し、米国の研究者から盗作との指摘があり、琉大医学部が調査委員会を設置したことが20日までに分かった。琉大は調査委の結果を受け、処分に相当するかなどの対応を検討する。同教授は「この件で話すことはない」としている。
  問題の論文は「パーキンソン病における遺伝子レベルの治療法」に関するもの。琉大教授らが学会誌に論文を発表する前の1997年に、米国の研究者が他の学会誌に同じ内容の論文を発表していた。最近になって米国の研究者が気付き、掲載した学会誌に指摘。学会誌編集部が琉大に連絡した。
  双方とも英語で書かれており、比較すると各章のタイトルが一致。琉大論文は六章あるが、各章とも書き出しの数行が全く同じだった。他の部分も単語を入れ替えただけという部分が多かった。
  琉大医学部では、7月24日の教授会で疑惑を報告、調査委の設置を決めた。調査委は学部内の教授6人で構成。既に2回開かれ、論文内容の検討などを行っている。
  琉大医学部総務課によると、現在のところ米国の研究者からは、指摘だけで謝罪など具体的な要求は来ていないという。岩政輝男医学部長は「慎重に推移を見守る。調査委の結果を尊重し、できるだけ早く結論を出したい」と話した。
  盗作と指摘されている論文を掲載した学会誌の日本側編集責任者は「論文審査は複数の人間で行っている。内容が似ているとは思っても、確認できなかった」と話した。
 


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