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紅型に魅かれ沖縄移住/車いすのさのえつこさん 2002年8月1日 
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  西陣織の図案家を目指した京都府出身の女性が、紅型の魅力に取り付かれて沖縄に移住し創作活動に励んでいる。交通事故のけががもとで車いす生活を送るが、従来の紅型に京都で培った技術を取り入れたデザインの出来や独特の色合いの良さに今後注目が集まりそうだ。
  女性はさのえつこさん(33)。短大生のころにアルバイトをしていた西陣織の仕事に興味を持ち、図案家を目指して修業していたが、1997年に交通事故に遭い半身不随になった。
  退院後、気分転換に沖縄へ旅行したのが紅型と出合うきっかけに。染め物に携わっていたこともあり、参加した沖縄の工房での1日体験で面白さを感じた。
  旅行で体験した紅型に興味を覚えたさのさんは大阪に戻った後もひんぱんに沖縄を訪れて紅型にのめりこむようになり、本格的に勉強するため沖縄移住を決意。建築中のマンションをバリアフリー仕様にして01年2月から住み始めた。さのさんは「紅型が自分の心を強く引き付けた。これしかないと思った」と当時を振り返る。
  さのさんの作品は紅型に西陣織の気品がエッセンスとしてちりばめられている。特にテーマはないというが淡く素朴な風合いで青色を多用した涼しげな作品が多く見る人の心に安らぎを与える。「思い通りにならないことがあるとすぐにいらいらするが、制作していると小さなことに思えて心が落ち着く」と魅力を語る。
  今後についてさのさんは「作品を外に発信していきたい。目標を持って頑張っていきたい」と抱負を述べた。さのさんの初の紅型展は1日から31日まで那覇市の薬草茶屋久茂地店098(862)1292で催される。
 


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