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「ミヤコサワガニ」生息地買い上げ保護へ/城辺町 2002年8月29日 
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  【城辺】昨年11月、宮古で見つかり、新種として確認された陸地だけにすむ「ミヤコサワガニ」を、宮古が水没したという説を覆す生き証人"として保護していこう、と城辺町は生息地の湧泉を含む農地4972平方メートルの買い上げを進めている。
  28日、同町役場で記者会見した仲間克町長は「宮古が数十万年前に海中に水没したという説を覆す歴史的にも貴重な生物。保護して、文化財指定も検討したい」と話した。
  ミヤコサワガニは1997年、藤井晴彦さん(県公衆衛生協会)が同町で見つけたサワガニの一種で、諸喜田茂充琉大教授らの研究で新種と確認された。個体数が少なく、環境省レッドデータブックで絶滅危ぐ種に指定されている。
  この日、調査で同町役場を訪れた諸喜田教授によると、現在生息が確認されているのは同町内五カ所だけ。町では最初に確認された町内の農地4972平方メートルの購入を既に本年度予算(約785万円)として計上、現在は売買契約成立の最終段階という。
  諸喜田教授は「陸地だけにすむサワガニの発見で宮古が完全に水没しなかった場所があった可能性が高い。大変に貴重で生息地周辺では除草剤の散布もあり、早めの保護対策を求めていた。行政としてこのような対策は全国でも初めてだろう」と話している。
  同町では今後、他の生息地の買い上げのほか、罰則を設けた保護条例の制定も検討していく。
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