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位置変更の可能性も、アセス後の最終案で確定/普天間代替 2002年8月11日 
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  【名護】第9回代替施設協議会で決定した普天間代替施設基本計画の地元説明会が10日夜、名護市久志区公民館で開かれた。就任後初めて移設先での会合に出席した那覇防衛施設局の岡崎匠局長は、会合終了後、記者団の質問に「海底調査や環境影響評価後に、最終的に(建設位置を)確定していきたい」と、アセス後の最終案で建設位置を確定する考えを初めて示した。同席した真部朗内閣府参事官も「変更の可能性はある」との認識を示した。
  辺野古区が要請した建設場所の100メートル沖合への移動について、岸本建男市長は「困難性と可能性を検討しないといけない」とし、移動は困難との政府見解を受け止めつつも可能性追求の構えを示した。また、地元が許容範囲とする建設位置について、辺野古区と市、那覇防衛施設局で直接、調整することを求めた。
  説明会は移設先の3区拡大合同委員会の形で開かれ、岸本市長ら市当局、防衛施設庁、那覇防衛施設局、県など関係者らが出席。非公開で行われた。施設庁などが、移設先の辺野古、豊原、久志3区の区長、行政委員らに、代替協での合意事項や基本計画の概要などを説明した。
  地元からは、リーフの内側に入り込む形で合意された今回の建設位置に、反発と変更の可能性を追求する声が上がった。
  これに対し国側は「技術的には厳しい」としながらも、最終的にはアセス後に場所を確定するとの認識を繰り返し、理解を求めた。
  終了後、岡崎局長は辺野古区などが建設場所を100メートル沖合に移動を求めていることについては、「海底調査に基づく設計上の考慮や環境影響評価を行い最終的に確定する」と述べた。真部参事官は位置について「変更の可能性はある」とした上で、「辺野古区が市に出した要望通りにいくかは、断言できない」とした。また、地元の要望について、新しい協議機関での検討も視野に考える方針を示した。
 地元との溝埋まらず/普天間代替計画3区説明会
  【名護】「最大限地元の意向を尊重してほしい」「市長を信じて、後押しする」。普天間飛行場代替施設の基本計画策定後、初めて行われた地元説明会(3区拡大合同委員会)で、策定内容の修正を求める切実な行政委の願いが政府担当者や岸本建男名護市長にぶつけられた。防衛施設庁は海底の地形の関係上、地元が要望した「外洋寄り」は「技術的に困難」との見方を示し、現地点に決まった理由を説明。「最終決定ではない」とするも、地元要望の実現の見通しは示されず、行政委の不満と不安が残る形で終わった。
  防衛施設庁の担当者は、地元が求める現地点から100メートル沖の位置に関し、「海底の地形が複雑で、極めて難しい"と判断されたリーフ外案と同程度の深さがある」とし、「サンゴへの影響や、技術面から現地点が最適と判断された」と説明。それに対し、委員の1人が「地元要望の検討の余地はない、ということか」と強い口調で詰め寄る一幕も。担当者は「必ずしもこの位置が最終決定ではない。詳細な地形調査や環境アセスを踏まえたうえで、位置が確定される」と苦しい答弁に終始した。
  さらに、委員の1人は「最大限地元を尊重するという言葉を信じて、譲るだけ譲ってきた。地元は"外洋寄り"案ということをきちっと認識してほしい」と、声を張り上げて念を押した。
  委員からは「自然や環境を守るため、内海は最小限守りたい」「金にこだわらないでほしい」など厳しい意見も多かった。
  会合後、あらためて市側の説明を聞いた形になる辺野古区の大城康昌区長は「希望は持てると受け止めた。アセスの中で地元意向を反映させてほしい」と話した。
  豊原区の城間正昭行政委員長は「このままでは納得いく内容ではない。政府に地元要望を求めるという市長を信じ、後押ししていきたい」と強調。3区合同委員長でもある久志区の高江洲徳雄行政委員長は「久志区は基本的に移設に反対」としたうえで「辺野古区の要望は実現できるのではないかと確信した」と話した。
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