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マングース北上の勢い加速、今月既に150匹捕獲 2002年8月18日 
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  ヤンバルの希少生物保護のため、県が4月から実施しているマングース駆除事業で、これまで実施していなかった塩屋-平良(ST)ラインより南側(図中のA1)で7月末から捕獲を始めたところ、わずか2日間で16匹を捕獲。8月の捕獲数は16日現在で既に150匹近くに達していることが分かった。STラインは、マングース北上の状況を知る目安とされている。マングースは同ライン以北でも捕獲されているが、同ラインの南側に多数生息、北上の勢いはさらに増しそうで、山原の希少生物が危機にさらされている。
  県自然保護課のまとめによると、STラインを含む4カ所に設置した捕獲わなで、7月までの4カ月で捕獲したマングースは154匹。4月は13匹だったが、5月40匹、7月65匹と増加傾向にあり、前年同期間の80匹に比べ約1・5倍となっている。
  捕獲エリア別にみると、STライン付近(同B1)が67匹で最も多かった。また、大宜味村喜如嘉付近(同B3)が50匹、同村根路銘付近(同B4)が14匹となっている。
  喜如嘉以北で仕掛けたわなにはほとんどかかっておらず、現在は喜如嘉付近が生息の北限とみられる。東村側(同B2)の仕掛けにもほとんどかかっていなかった。
  一方、STライン以南での捕獲はこれまで実施していなかったが、7月末からライン以南にわなの設置を拡大。以前からこの地域で多くのマングースの目撃情報があったが、これまでの捕獲数は他地域よりはるかに多く、「STライン以南で高い密度で生息している」(自然保護課)としている。
  全体で約600の捕獲わなを仕掛けており、マングース以外に捕獲したのは、クマネズミが177匹、野ネコが40匹、カニ類が46匹など。野ネコはすべて民間の希望者に引き取られている。中にはヤンバルクイナ(2羽)やアカヒゲ(9羽)なども捕獲されていた。
 


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