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奄美でジュゴン40年ぶり確認/琉大と北大が共同調査 2003年6月20日 
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  昨年11月からことし4月にかけて、奄美大島の北部に位置する笠利湾でジュゴンが目撃されていることが、琉球大学農学部と北海道大学の共同調査で分かった。調査に当たった小倉剛教授(亜熱帯動物学)は「体の特徴などから目撃証言はジュゴンに間違いないとみられ、現在のジュゴンの生息北限は奄美大島笠利湾と考えられる」と話している。奄美大島では1960年代まで、ジュゴンが目撃されたが、それ以降、目撃証言はなく、約40年ぶりの確認となる。
  今回の調査は予備的なもので、調査チームはことし夏以降に本格的な調査を実施する予定。今回の結果は26日から琉大で行われる「第九回日本野生動物医学会大会」で発表される。
  調査は3月11日から21日まで、トカラ列島中之島、宝島、奄美大島で漁業、潜水従事者を対象にした聞き取り調査の形で実施された。
  その結果、昨年11月とことし3月、さらに調査後の4月にジュゴンとみられる生き物が奄美大島の笠利湾で目撃された。
  うち昨年11月は、ジュゴンの特徴であるハート型の尾を持つ茶色の生き物が2回にわたり目撃された。その数日後にも、別の人が笠利湾で同様な生き物を目撃。この生き物は(1)豚の鼻に似た顔(2)背びれはない-というジュゴンの特徴を持っていたという。調査班は「目撃した2人とも職業上イルカとジュゴンの識別はできるということで、ジュゴンの目撃と扱ってよいと考えられる」としている。
  調査班はまた、笠利湾の海底の潜水調査も実施。笠利湾にジュゴンの餌である海草の一種ウミヒルモの群生を発見した。
 


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