(上)訪問回数 (下)「最初の訪問形態」
特定非営利活動法人(NPO法人)の沖縄観光連盟(山入端好盛理事長)は9日までに観光リピーターの動向調査をまとめた。沖縄来訪の回数は2〜5回が71・1%、6〜10回は19・9%、11回以上も8・8%いた。最初の訪問は家族旅行と個人旅行で計5割を占め、修学旅行(3・5%)と新婚旅行(2・1%)は再来訪が意外に少ない。沖縄の魅力については「海」のほか「時間がゆっくり流れる」「懐かしい感じ」と癒やしや安らぎを求める声が多い。悪い点は「渋滞」の指摘が多く、「美しい自然が失われつつある」と環境破壊を懸念する声も強かった。
入域客数の7割に及ぶリピーターの実態を把握し、観光振興に役立てるのが狙い。はがきを美ら海水族館と那覇空港に置き、2007年8月〜08年3月で1965件を回収した。
日中の過ごし方では(1)美ら海水族館(2)ドライブ(3)マリンスポーツ(4)ガラス・シーサー作り―などのほか「海辺でボーっと」「公設市場で地元の人と話す」との回答もあった。夜間はエステ、アロマセラピーのほか「民謡酒場」もあった。
前回来県からの間隔は「1年未満」が43%。「2〜3年未満」が18%だが、「10年以上」も14・9%あった。訪問の手配は「旅行社」が45・1%で最多。「インターネット」も31・4%と多かった。
山入端理事長は「今後は宿泊と航空券を自分で選び、ネットで手配する『ダイナミックパッケージ』が主流になる」と予測。「安らぎや地元との交わりを求め、自分のために消費する傾向がある。こうした需要に対応した商品開発をすべきだ」と話している。
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