20日、エビング釣法でキハダを乗せた村越正海さん
19日、田原斉さんは伸君と音(のん)ちゃんを釣れて親子でカーエー釣りを楽しんだ
21日、具志川沖パヤオで18キロのキハダを釣り上げた兼城さん
28日、恩納村で餌のシガヤータコを遠投して70・3センチのタマンを釣った上原直人さん
28日、屋我地愛楽園裏の磯でアーガイを入れ食いさせた宜保永堅さん
30日、浜比嘉島の比嘉漁港で47・5センチのカーエーを釣った富山亮さん
沖縄から発信された「エビング」釣法が全国でブームになっている。パヤオでキハダマグロを捕るウミンチュの発想が基になったものだが、今や全国の「青物釣り」の現場を席巻するに至っている。
エビングはルアーフィッシングの一種でメタルジグで魚を誘い、エビを模したソフトワームを食わせる釣法だ。
20日、ブームの火付け人である村越正海さんとケラマ南の中層パヤオに行った。朝のうちはルアーにも餌にも反応が悪く、頼みのエビングも思い通りに魚を誘わなかった。「下に何かいるねぇ」と村越さんが言う。すると近くで操業していた漁船のひき縄に2メートル余りのカジキがヒットした。目の前でジャンプを繰り返す巨体を漁船が追い、やがて見えなくなった。
カジキが去ってからエビングはいち早く入れ食い状態となり、コンスタントに群中最大クラスのキハダを乗せ続けた。たまらずエビングに切り替えた船首のルアーウーマンは、歴然と違う釣果にあきれるばかりであった。
現在、各地のパヤオにスクがわいている。餌が豊富だとルアーフィッシングは不利だといわれるが、それでもエビングは有効であった。
【各地の釣果】
◎各地で大型カーエー
産卵直後の休息を経て、各地で大型カーエーが元気な食いをみせている。19日夕、田原斉さんは子供たちを連れて糸満の護岸で竿(さお)を出し、46・5センチ、1・86キロのカーエーを釣り上げた。また、30日の夕方満潮時には、浜比嘉島の比嘉漁港テトラで當山亮さんが3種類のネリエをブレンドして47・5センチ、1・88キロのカーエーを釣り上げた。
◎タマンもビッグサイズ
70センチを超える大型タマンが、釣具店に相次いで持ち込まれている。大型確保の秘訣(ひけつ)は、根掛かり覚悟で遠投することだという上原直人さんは、28日、恩納村で70・3センチ、4・1キロの自己記録更新魚を釣り上げた。
◎アーガイ釣りのコツ
ベテラン釣り師の宜保永堅さんは、アーガイ(ヒブダイ)釣りの名人。フカセ釣りのコツは一に餌盗り対策と言い、比重の違う2種類の集魚材を使い分ける。手前に軽いマキエを打って餌盗りを集め、海底に送った仕掛け周りに重めのマキエを打つ。仕掛けは底にはわせるので、根掛かり防止に針を小さく、オキアミで針先を包む。「しかし、よく行くポイントでは魚も学習するので“知恵比べ”に終わりはない」とも。
◎はごろもカップ大会結果
29日、19チーム150人が参加して行われた「はごろもカップ沖釣り大会」は、24・8キロのイソマグロを釣った宮城栄さんが大物部門で大会連覇を果たした。また、団体戦となる重量賞ではトータル91・7キロを釣ったチーム宮城が栄冠に輝いた。2位以下の結果は次の通り。(敬称略)大物賞2位・石川堅2、3位・仲宗根周。重量賞2位・チーム大漁丸、3位・チーム爆釣会
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(新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)
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