「新聞はおもしろそう」。先月下旬、浦添市立港川小学校の4年生を対象にした「出前記者」講座に出向いた。講座直後にアンケートを実施したところ、意外にも88%もの児童が新聞に興味を示してくれた
▼新聞の作り手のわれわれは、政治・経済関係の重大ニュースや事件・事故などに紙面を割く一方、「話題もの」記事も数多く載せ、喜怒哀楽のある軟らかい紙面作りを心掛けている
▼「新聞はニュースのデパートですよ」との説明の後に、児童から「いろいろな事がわかるから」「4コマまんががある」などと、新聞の多様性や親しみやすさを評価しくれる答えが返ってきたのでほっとした
▼だが、他の学校の体験学習を扱った記事を材料に見出し付けを試みようとした際、担任の先生から「4年生に満喫したとか、体感したとか言っても、意味分かりませんよ」とくぎをさされ、はっとした
▼子どもの表情豊かな写真が載ると、紙面は明るくなる。しかし、子どもたちが読めない、大人向けの子ども関連記事を掲載し「ほのぼの記事」と自己満足していなかったか。「出前講座」に出掛け、逆に子ども目線に立つことの大切さ、難しさに気付かされた
▼「いろんなどらまをみせてください」。男子児童がひらがなでこう書いてきた。子どもたちに感動と希望を与えるドラマをどう描くか。大きな宿題をもらった。
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