食用廃油から精製したバイオディーゼルをポリタンクから受ける我喜屋隆社長(左)。後方にあるのが精製装置=1日、石垣市平得の石垣環研
【石垣】燃料価格が高騰する中、燃料費を抑えるため、石垣市のごみ回収・運搬業者「石垣環研」(我喜屋隆社長)が食用廃油からエコ燃料「バイオディーゼル」を精製する装置を市内の事業所として初めて設置し、1日から使用を開始している。同社は「燃料費の削減だけでなく、CO2の排出も減り、地球環境のためにもなる。一石二鳥」と期待を寄せている。
バイオディーゼルは石油の代替燃料として近年注目を集めている。植物系燃料のため、地球温暖化防止協定上のCO2排出量はゼロ。実際に軽油よりも10%程度低減できる。黒煙の排出量が非常に少ないことも利点。
同社は関連会社を含めてディーゼル車11台を所有し、1日平均150リットルの軽油を使用している。軽油価格は2年前の70|80円から現在は180円に跳ね上がり、我喜屋社長は「燃料価格はどんどん上がるが、転嫁できずに悩んでいた。環境関連の仕事もしているので、地球環境にやさしい車を走らせることができてうれしい」と話す。食用廃油の回収がうまくいけば、装置の購入費600万円は1年間で元が取れるという。
同社では「使用済みの食用油は資源になる。ぜひ提供してほしい」と呼び掛けている。連絡があれば専用車で回収に行く。問い合わせは石垣環研0980(83)0555。
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