6月30日、河口で118センチ、25.5キロのロウニンアジを釣り上げた呉屋正喜さん
6月27日、安田漁港で78センチ、4.5キロのタマンを釣った久場良竜さん
4日、西崎一文字で46センチのヘダイを頭に数を釣った大久保武雄さんと駿矢くん
1日、本部新港で117センチ、24キロのロウニンアジを釣った親川克己さん(右)
7日、那覇一文字で63.2センチ、3.15キロのアカジンを釣った祖慶賢一さん
MFG釣り大会で入賞した(左から)大嶺均さん、糸数光弘さん、濱門正吉さん
この時期の海岸線には生まれたての稚魚が接岸し、それを追って大きな魚もやって来る。6月30日、大物を待ちかねていた呉屋正喜さんは中部東岸の河口で小魚を追う大きなガーラ(ロウニンアジ)を目撃した。
水深はなんと50センチにも満たない。20キロは優にあろうかというガーラの体高は、はるかに水深をしのぐ。ガーラはヒラメのように横向きに泳ぎ、豪快に狩りを繰り返した。しかし呉屋さんの竿(さお)にヒットすることはなかった。
呉屋さんが次に竿を出したのは4日後の金曜日であった。すでに3人の釣り人がいて呉屋さんは空いた真ん中のスペースで竿を出した。釣り座の条件は良くなかった。しかし呉屋さんは自分にヒットすることを確信したという。そして、その通りになった。
ヒットしたガーラは死に物狂いに来た道を戻る。それは多くの場合、岩礁伝いである。ガーラが走る40メートル先には大きな根があり、逃げる魚はそこを目指す。横向きだと泳力は落ちるが、根に擦れば40号ハリスはひとたまりもない。干潮時に海底地形を観察していた呉屋さんはドラグを目いっぱいにしめて走りを止めた。板張りのきしみ音を聞きながら魚を引き寄せた。
ところで、何人かの釣り人が竿を出す中で、呉屋さんが自分にヒットすると確信した決定的な理由とは、餌である。その日の河口はさまざまな小魚が観察できたが、その中でも際立ってガーラが好んだ魚を見極めたのであった。他の人が定番のボラを餌にする中で、呉屋さんはテラピアを選択していた。その日、ガーラはボラには目もくれず、テラピアを追っていたのである。
【各地の釣果】
◎那覇沖堤でアカジン
真っ赤なアカジンが那覇沖堤であがった。7日の日没直後、タマン狙いで竿を出していた祖慶賢一さんは釣り上げてびっくり。根魚もより良い縄張りを求めて、時には10キロも離れた曽根間を行き来するというが、3キロを超える強い魚が縄張りを捨てて岸近くに寄るにはよほどの理由があるに違いない。
◎安田漁港タマン78センチ
6月30日、安田の堤防内側でダツの短冊を餌に仕掛けを放り込んだ久場良竜さんは、45分後、釣り上げた魚に度肝を抜かれた。魚は2匹のコバンザメを従え、グロテスクな風ぼうのタマンであった。78センチ、4・5キロ。惜しむらくは一夜を明かして計量したこと。釣り上げ直後から数センチは縮んだはずだ。
◎大会結果報告
4日から6日までの3日間、MFG沖縄県支部懇親カーエー釣り大会が行われた。会員やオブザーバー50人が参加し、熱戦が繰り広げられた。上位は次の通り(敬称略)。1位・糸数光弘、45・3センチ、2・1キロ、2位・大嶺均、3位・濱門正吉
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(新報アングラーズペンクラブ・佐久川政一郎)
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