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先史時代の人骨発掘 西九州大学准教授ら2008年7月12日 
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人骨が見つかった地点「トレンチ1」=宮古島市平良島尻の長墓遺跡周辺
今回発見された人骨(下)と、貝やサメの歯で作った飾り(上)

【宮古島】宮古島市平良島尻の長墓遺跡周辺で5―8世紀より古く、先史時代のものとみられる人骨が西九州大学のマーク・ハドソン准教授らが7日まで実施した発掘調査で発見された。ハドソン准教授らは2007年7月にも同じ場所から人骨を発見しており、同一人物の可能性もあるという。空白状態の宮古島の先史時代解明のため、来年以降、調査規模をさらに拡大する。
 宮古島では過去に、今回の人骨より古い旧石器時代の人骨が海岸近くで発見されていた。しかし、ハドソン准教授らが07年7月、内陸部にある島尻の長墓遺跡周辺で先史時代の人骨を初めて発見し、注目されている。
 ハドソン准教授らの同遺跡の調査は05年に開始し4回目。同大の青山真美准教授や県内外の学生と3地点を6月27日―7月7日に発掘した。
 今回、人骨が見つかった地点「トレンチ1」は07年7月にも2メートル×0・5メートルを深さ約1メートル掘って宮古島の先史時代の人骨を発見した場所。2メートル×1・5メートルに拡大し地下約1メートルを発掘した。
 07年に発見した人骨と近い位置で再び人間の大腿(だいたい)骨、上腕骨、目の周りの骨、歯があるあごの骨や細かい骨などが見つかった。貝や魚の骨、亀の甲羅の骨、イノシシの骨、たたき石も発見された。
 ハドソン准教授は「人骨は細かい部分だけしか見つかっていないため、まだ詳しい分析ができない。来年も調査範囲を広げたい」と語った。
 「トレンチ1」から西へ3メートル離れた「トレンチ2」ではジュゴンの骨、サメの歯で作った飾りなどを発見。「トレンチ2」に隣接する崖(がけ)の上方へ8―9メートルの「トレンチ3」でも貝が3点あり、人が生活した跡があった。


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