経済 RSSicon

オークス民事再生申請 負債額486億円、県内最大2008年7月15日 
このエントリーをはてなブックマークに追加

 貸金業法改正の影響などで172億円の債務超過に陥っていた県内最大手の信販会社、オークスは14日、那覇地裁に民事再生法の適用を申請した。那覇市の本社で記者会見した新里久社長は、債権者同士の話し合いで再生を図る「私的整理」を断念した経緯を説明。今後数カ月をめどに新たな支援先企業を選定し、事業譲渡を基本に再生を図るとした。消費者ローンなどの事業は当面停止するが、主力のカード事業などは継続する。
 負債総額は486億円で過去の県内倒産事例では最大。債権者数は2300件。地裁は同日、財産保全命令、監督命令を発令し、オークスの債務の返済は原則禁止されたが、クレジットカードの立て替え払いや商品券などの決済は続ける。
 同社は2006年の貸金業法改正を受けた上限金利引き下げや融資総量規制で収益環境が悪化。グレーゾーン金利で貸した融資の利息(過払い金)返還請求増加に備える引当金も大幅に積み増し、2008年3月期は185億円の純損失を計上した。
 これを受けて大手信販会社のアプラスを支援先とする私的整理案を作成。同社による出資や主要債権者による債権放棄、増資(債務の株式化)を柱とする内容について金融機関団と調整を重ねたが、負担条件や課税上の問題点などで完全な合意には至っていなかった。
 オークスは計画変更をアプラス側と調整したが不調に終わり、当面の資金繰りでも金融機関との交渉が長期化。このままでは資金の枯渇も懸念されるとして、法的手続きへと変更した。
 新里社長は「私的整理の再建を目指したが実らなかった。取引金融機関や加盟店、顧客に多大な迷惑を掛けることに、心より深くおわびする」と語った。


次の記事:宮古島市でキビにロール現象 ...>>
アイコン 今日の記事一覧 アイコン 今月の記事一覧 アイコン 最近の人気記事




関連すると思われる記事

powered by weblio


PR



経済一覧


過去の記事を見る場合はこちらをクリックするか、 ページ右上のサイト内検索をご利用ください。