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一斉休漁後の県内 鮮魚店から客足遠のく2008年7月20日 
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品薄感や値上げの不安から消費者の客足が遠のいている県内の鮮魚店=18日、那覇市の泊いゆまち

 15日に全国漁業協同組合連合会の呼び掛けで行われた全国一斉休漁の影響で、県内の消費者が魚の品薄感や値上がりを懸念し、鮮魚店への客足が減少している。一方、店主らは「鮮魚店は休漁を見込んで魚を仕入れているので量も確保している。販売段階での価格に大きな影響はないので、安心して魚を買いに来てほしい」と話している。
 沖縄鮮魚卸流通組合の当山清理事長によると、複数の鮮魚店が入居する那覇市の「泊いゆまち」では一斉休漁のあった15日以降、客の数が3―4割減少した。店頭には通常通りマグロなどの鮮魚が並び、価格も一斉休漁前と同水準だ。
 一斉休漁やそれに続く台風7号の影響で泊市場に水揚げされた魚の量は激減し、魚の競り値は一時的に上昇した。しかし当山理事長は「競り値は毎日変動する。一時的に競り値が上がったからといって、すぐさま店頭で魚の価格を上げはしない。品薄状態は数日で終わるとみているので、鮮魚店の店頭価格はほとんど上げていない」と説明。「魚が売れないと魚の競り値が下がってしまい、漁師の生活はさらに苦しくなる。安心して魚を買いに来てほしい」と訴えた。
 那覇市の牧志公設市場内の鮮魚店で働く女性は「お客さんはかなり値段に敏感になっている。いつも来るお客さんが『今日はお肉にする』ということが多くなった」と不安な顔を浮かべた。同市場内で鮮魚店を経営する中真順子さん(52)は「数日間の品不足で値段は極端には変わらない」と話す。しかし、燃油高が続いて漁業者が長い間漁に出られない状況になると、品不足から仕入れ価格がかさみ、将来的には魚の値上げに踏み切る可能性もあると言い「政府には早く原油価格の対策を取ってほしい」と訴えた。


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