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【ロサンゼルス】老健施設の現状学ぶ 講師招き説明会2008年7月20日 
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(左から)講師のジュディー城間さん、草野可奈子さん、山内茂子カジマヤー部長と前部長の山城春雄さん。右端は当銘貞夫前県人会長=県人会館山内ビル

 南カリフォルニア沖縄系シニアにとって敬老ホームとはどんな施設か、その実態を把握して老後の生活に役立ててほしいと、県人会カジマヤー・クラブ(山内茂子部長)は敬老シニア・ヘルスケアの一機関である敬老ヘルシー・エイジング研究機関から草野可奈子さん(埼玉出身)と、ジュディー・城間さん(読谷村喜名出身の城間幸勇・恵子夫妻の娘)を講師に迎えて、日本語と英語による説明会を開いた。
 2人の説明によると、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラの3郡に65歳以上の日系人3万9000人が居住しているという。3万人が介護者で、そのうち6000人がアルツハイマー病または認知症の患者となっている。南カリフォルニアには日系人のための敬老ナーシング・ホームとサウスベイ敬老ナーシング・ホームの2つがあり、約400人が入居している。うち40人が沖縄系。
 日本食が振る舞われ、非常勤医師や看護師も大半が日本語を話す。囲碁や将棋などの娯楽や日本舞踊が学べる施設もあり、入居費も割安。日系シニアが申し込んでいるが、2―4年待ちという。
 1961年、8人の地域リーダーが日系高齢者のニーズに応えるため敬老シニア・ヘルスケアを設立、病院の購入にこぎつけた。69年に大々的なコミュニティー・キャンペーンを開始、敬老ナーシング・ホームがリンカーン・パークにオープン。74年にはボイル・ハイツのユダヤ系高齢者ホームを購入、翌年敬老リタイアメント・ホームがオープンした。その後、敬老中間看護施設、ガーデナ方面にサウスベイ敬老ナーシング・ホームがオープン、日系シニアに便宜を図っている。
 8人の創立者は50年代から70年代にかけて日系人のエリート的存在で、老後の日系人のために役立ちたいと希望して立ち上がった。その一人、故仲村権五郎さん(旧羽地村古我知出身)は第2次世界大戦前後を通じて南加日系社会の指導者(弁護士)として敬愛された人物であった。
(当銘貞夫通信員)


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