普天間飛行場の移設反対の座り込みを続ける住民らと意見交換する県議会の野党議員ら=20日、名護市辺野古
【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する決議を18日に賛成多数で可決した県議会の野党議員らは20日、米軍普天間飛行場移設先の辺野古海岸を訪れ、建設反対の座り込みを続ける住民らと意見交換し、移設阻止に向け、連帯を強化することを確認した。一部議員は船で、キャンプ・シュワブ内の兵舎新築工事で赤土がむき出しになっている造成現場などを確認した。
辺野古視察には、米軍基地関係特別委員会を中心に野党会派から15人が参加。座り込みを続ける嘉陽宗義さん(85)、好子さん(80)夫妻らが出迎えた。ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は、与野党逆転と反対決議について「これからの闘いに大きなプラス」と意義を強調。嘉陽さんは「相撲でいうと大きな金星で、大きなチャンスだ。子や孫の時代まで辺野古問題を長続きさせずに、皆さんの時代で解決してほしい」と訴えた。
軍特委員長の渡嘉敷喜代子氏(社民・護憲)は「反対決議ですぐに物事が進むわけではないが、風穴を開けたという意味で大きな進展だ。10年以上も座り込みを続ける住民の皆さんと今後も連動して闘いを続けていく」と決意を表明。名護市区選出の玉城義和氏(無所属ク)は「決議が県民の闘いといかに連動できるかが重要だ。決議直後の地元視察は、大衆運動と県議会をつなぐ意義を持つ」との認識を示した。
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