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2008年7月22日

 「海にはまだよく分かっていないことがたくさんある。海上や海中などで1年間その場所にとどまって研究することができれば、どこで何を調べますか」
▼これは理科好きの中学2年生を全国から40人選抜するための設問の一つ。9日間の合宿生活を送りながら、ノーベル賞科学者らによる授業や実験に取り組む「創造性の育成塾」の塾生に、県内から初めて伊是名中の東江あやかさんが選ばれた
▼理数系の英才育成を目指す同塾は、有馬朗人元東大総長が発案。「レベルの高い子どもたちを伸ばすには、若いうちに一流の研究者と触れ合うことが大事」と語る
▼塾生は全国公募だが、選考問題は冒頭のように○×式ではない論文形式の問いが5つ並ぶ。一つ選んで答えるが、独創性や論理性など6つの観点から評価される
▼「離島にも全国に負けない人材がいることが証明できた」と関係者は喜ぶが、あやかさんの快挙は今回が初めてではない。小学時代に6年間続けた貝の仲間の研究で文部科学大臣賞を受賞。中学でも研究を継続し、今回の公募でも冒頭の設問に対し、一連の研究を一層深める考えを述べた
▼あやかさんの夢は「小学教諭になって島で教えること」。一流の学者や全国の理科好きの同級生との触れ合いは、多くの感動と刺激を与えてくれるはず。育成塾を終えた時に今一度、将来の夢を聞いてみたい。


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