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ウチナーグチ話せるように PCで沖縄文字学習2008年7月22日 
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   沖縄文字の例
     親富祖恵子さん
沖縄文字導入ソフトを使ってウチナーグチを学ぶ学生=18日、沖縄キリスト教短期大学

 日本語の50音だけでは表せない豊かな音を持つ沖縄口(ウチナーグチ)を、若い世代に正しく伝えたいと、沖縄キリスト教短期大学などで非常勤講師を務める親富祖恵子さん(51)が「話すための沖縄口」の教育法の研究、普及に努めている。ことし4月からは新たに、沖縄独特の音を一文字で表す「沖縄文字」をパソコンでも使えるようにした国吉真正さん(71)=神奈川県=の協力を得て、授業でもパソコンを用いた授業を始めた。
 従来は「お前」を沖縄口で表記するのに「っやー」「っいゃー」など、仮名2、3文字を組み合わせて表記しなければいけなかったが、これらの表記法では、沖縄口を知らない人にとってはどこまでが一音か分かりにくく、読み間違いが多かったのだという。
 沖縄独特の音を分かりやすく表記したいと1986年に、船津好明さん(72)=東京都=が一音を一文字で表す「沖縄文字」を考案。「てぃ」「とぅ」など沖縄独特の27の音を、大小2つのひらがなを組み合わせて一音一字の文字にしている。これらに旧漢字の「ゐ」「ゑ」の2文字を加え、50音と合わせると、沖縄口をより正しく伝えやすいという。
 この沖縄文字を、より多くの人に使ってもらいたいと、船津さんと共に「沖縄口を話す会」(東京都)で活動する国吉さんが約4年前、市販の外字文字導入ソフトを用いて、沖縄文字をパソコンでも使えるようにした。国吉さんは「導入すれば沖縄文字でメールのやりとりもできる」と語った。
 親富祖さんは「パソコンを使った沖縄文字の学習は、五感を刺激するため、非常に効果的に頭に入る」と強調する。「若い人にはウチナーグチを一番身近な言語と思って学んでほしい。自分のアイデンティティーは、母国語が話せて初めて完結するものだと思う。多くの人が、話せるようになって、話せる場をつくってほしい」と願いを込めた。


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