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北中城(バスケ男子)、価値ある1勝 埼玉総体第2日2008年7月30日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

再々延長4分すぎ、屋宜昂希からのパスを受け、レイアップシュートを放つ新里航平(北中城)=深谷市民体育館

 【埼玉総体取材班】2008年度全国高校総合体育大会第2日は29日、埼玉県内各地で10競技が行われた。バスケットボール男子の北中城は再延長の熱戦の末に市立船橋(千葉)を122―121で振り切り、女子の中部商は荏田(神奈川)に70―87で敗れた。ハンドボール女子の那覇西は聖和学園(宮城)を22―19で下し2回戦に進出した。陸上競技の男子砲丸投げ決勝で仲松美勇士クリシュナ(中部商)は15メートル89の8位に入賞、400メートルリレーで男子の中部商と女子の那覇西が準決勝に進出した。ソフトテニスは女子個人戦が行われ、石川亜梨花・松田里美(首里東)が4回戦に進出した。相撲の個人戦で山本浩太と基王代仁、中部農の2選手が予選2勝1敗で30日の32強決勝トーナメントに進出した。弓道は男子団体の沖縄工が予選18位で決勝トーナメントに進み、個人では男子の比嘉渉(コザ)と女子の宮城衣鶴美(小禄)が準決勝に進出した。アーチェリー女子個人の仲尾彩(宜野湾)が64位で決勝トーナメントへ進んだ。大会第3日の30日は埼玉県各地で10競技が行われ、県勢は陸上競技やハンドボールなど8競技に出場する。

◆残り1分新里千金シュート/バスケット・北中城
 再延長でも決着がつかず、再々延長も残り1分を切って120―119とリードはわずかに1点。残り時間の電光表示が秒表示に変わり、時間がさらに早く進み出したかに感じられた時だった。
 相手シュートのリバウンドを取った屋宜昂希の視界に、既に相手コートに駆け込んでいる新里航平の姿が入った。進行方向に送り出されたパスをジャストのタイミングで受け取った新里の前にはもう誰もいない。スピードに乗って踏み切ると、きれいなレイアップシュートが決まった。この後の猛攻を防ぎ切るに、大きな大きな2点だった。
 新里にパスが出された時点で北中城ベンチが沸いたのは、新里の地道な努力を全員が知っていたからだ。
 試合に出る機会は少なかったが、毎朝7時半からの朝練に6時から出てシュート練習を黙々とこなしてきた。仲間の期待に応えた練習の虫は「役に立てて良かったです」と汗を滴らせながら、笑顔を輝かせた。
 屋宜や砂川貴哉の3点シュートに岸本隆一がダブルクラッチで観客をうならせる。内から外から持ち味の早い展開に、新里のほか、宮里徹、下地恵吾らスタメン以外のメンバーも得点の積み上げに貢献した。全員で接戦を制し、主将の砂川は「この勝ちの意味は大きいです」とチームを勢いづける勝利を喜んだ。(新垣和也)


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