普天間飛行場マスタープランに記載の米軍機の進入路
米海軍省作成の「普天間飛行場マスタープラン(MP、1992年)」では、米軍普天間飛行場への米軍機の着陸経路のうち、約6割が那覇市新都心や浦添市上空に設定されている。
実際に固定翼機のC130輸送機やFA18戦闘攻撃機が新都心上空などを飛行していく姿が日常的に確認されており、それを裏付けた格好だ。夜間のヘリ飛行の目撃もあるなど、精神的ストレスを訴える声も出ており、普天間飛行場がある宜野湾市だけではなく、那覇や浦添など近隣市町村にも騒音の影響を及ぼしている。
普天間MPでは、250回以下の飛行経路は示していない。それを超える範囲で着陸飛行は年間3万4895回、離陸飛行は3万210回としている。タッチアンドゴーの訓練飛行などは含まれないとみられる。何年の計測かは不明だ。
着陸経路では、南側からの有視界飛行によるヘリコプターの進入として、一部を除き浦添市市街地上空を横切る経路に設定しており、飛行回数は2万312回(58・21%)。
一方、軍事用に開発された「TACAN」と呼ばれる電波位置測定装置の航法システムを使った航路は、南側では那覇軍港の上空を通って新都心をかすめるように設定。飛行は909回(2・6%)となっており、ヘリ進入路と合わせると6割近くに上る。
北側からのTACAN航路は北中城村を貫く形で設けており、回数は297回(0・85%)となった。
離陸経路でも南側には、有視界飛行の経路が浦添市上空に設定。北側は大きく東西に旋回して海側に抜けるよう設定されている。(滝本匠)
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