池宮城秀意記念賞を受賞したジャパン・フォーカスのマーク・セルダンさん(右)とガヴァン・マコーマックさん=17日夜、那覇市天久の琉球新報本社多目的ホール
琉球新報社(高嶺朝一社長)は17日、アジア・太平洋地域のニュースや論文を翻訳しネット上に発信している「ジャパン・フォーカス」代表編集者のマーク・セルダン氏とガヴァン・マコーマック氏に対して創刊115年記念で創設した池宮城秀意記念賞を贈呈した。那覇市天久の琉球新報本社で行われた贈呈式で賞状と特賞100万円、記念品を受け取ったセルダン氏は「大変光栄だ」と感想を語った上で「国際的な情報の一方通行を克服したい」と強調した。
セルダン氏は贈呈式で「電子コミュニケーション時代の米国、日本、沖縄」と題し記念講演し「米国と日本、あるいは国際社会と日本の間には、相互的なコミュニケーションがほとんどない。おそらく日本と沖縄の関係も同様ではないか」と指摘し「一方通行的な情報の流れを何とか克服したいと切実に願っている」と活動目的を説明した。
式辞で高嶺社長は「反骨の新聞人、池宮城秀意の精神を引き継ぎ、これからも沖縄の諸問題を世界に発信してほしい」と要望した。仲井真弘多知事の来賓祝辞を代読した仲里全輝副知事は「沖縄基地問題の解決には国際理解が必要。ジャパンフォーカスは大きな力になる」と期待を示した。
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