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キクザトサワヘビ生息地保全 久米島 2008年9月22日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 【東京】久米島だけに生息するキクザトサワヘビ(絶滅危惧種)の生息地「宇江城岳キクザトサワヘビ生息地保護区」の管理地区255ヘクタールについて、環境省がラムサール条約に提案する準備を進めていることが分かった。環境省は10月末、韓国で開かれる同条約締約国会議に提案し、登録が認められる見通し。登録されれば2005年11月に登録された慶良間諸島海域(渡嘉敷村、座間味村)と名蔵アンパル(石垣市)に次いで県内では4例目となる。
 環境省は久米島町に文書で提案を打診。平良朝幸町長は提出期限の10月3日までに同意書を環境省に送付する意向。同省は同意が得られ次第、10月上旬の中央環境審議会野生生物部会に報告し、締約国会議に提案する。
 キクザトサワヘビが生息する宇江城岳周辺の渓流・湿地は1998年10月に保護区(約600ヘクタール)に指定された。このうち条約に提案するのは開発を規制している管理地区。
 平良町長は「貴重な自然を乱開発から守る上で大変効果的だ。豊かな自然が残る久米島のことを世界中に広く知ってもらう機会にもなる。大変うれしい」と喜んでいる。
 キクザトサワヘビは体長約60センチ。56年に喜久里教達氏が白瀬川で初めて発見した。85年には県の天然記念物に指定され、98年に絶滅の恐れのある野生動植物種の保存に関する法律(種の保存法)の指定種となった。ラムサール条約は国際的に重要な湿地の保全を目的としている。


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