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オニヒトデ大量発生 石西礁湖で3倍強2008年11月14日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

オニヒトデの大量発生を確認し、環境省管轄の駆除作業の海域を選定したオニヒトデ対策連絡会議=12日、石垣市の環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター

 【石垣・竹富】第11回八重山地区オニヒトデ対策連絡会議が12日、石垣市内の環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで開かれた。今年夏に実施された環境省のオニヒトデ分布調査の結果報告があり、石西礁湖一地点当たりのオニヒトデ目撃数は5・7個体で、2007年の1・8個体の3倍強と急増していることが確認された。
 八重山ダイビング協会環境対策委員会も、ことしの八重山海域のオニヒトデ駆除数(11日現在)が5万7709匹に上り、07年の年間駆除数3358匹の17倍に達していることを報告。石西礁湖や周辺海域でのオニヒトデの大量発生が、環境省調査と八重山ダイビング協会の集計で明確に裏付けられた格好だ。
 環境省のオニヒトデ分布調査は150地点を選んで3人の調査員が各地点に15分間もぐって目撃したオニヒトデの平均数。昨年は150地点すべて石西礁湖内で1・8匹。今年は石西礁湖は130地点を選び、5・7匹。石垣島周辺の川平石崎や平久保を合わせた150地点の平均は7・2匹だった。
 オニヒトデ駆除は、今年は環境省の予算で14日間実施したほか、各ダイビング業者がボランティアで実施している。特に鳩間島南や西表島と鳩間島の間の「バラス」周辺に多く、今年7月には1人のダイバーがタンク1本当たりの作業駆除した数を示す「駆除効率」が97と驚くような数字が出たこともある。
 八重山ダイビング協会の佐伯信雄環境対策委員は「ダイビング業者は、石垣市では約80、竹富町は約20の業者が駆除しているが、ボランティアなので息切れしている状態」と悲鳴を上げる。
 会議では本年度の環境省予算での駆除海域について魚の産卵場所や漁場として重要なサンゴ礁海域や海中公園地区など7カ所を選定した。駆除作業は約10人で20日間程度行う計画で、今月下旬にも実施される。


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