大連開発区の撮影芸術展で最高位の金賞を受賞した池宮城晃さんと受賞作品=1日、大連開発区管理委員会1階ロビー
県内で印刷を手掛ける池宮商会(那覇市、池宮城洋社長)が中国大連市に設立した現地法人、大連池宮印刷有限公司社長で同商会常務の池宮城晃さん(59)が、大連開発区開放30年・建区24周年撮影芸術展(大連開発区管理委員会主催、大連開発区新聞センターなど共催)で最高位の金賞(2人)を受賞した。
池宮城さんの作品「2004・大連開発区」はモノクロの組み写真。開発が進む現地の庶民の生活風景など「どちらかというと裏の部分」(池宮城さん)を収録した写真集「大連開発区幻想2004駐在員の見たわが街、わが友」から6点選んだ。同新聞センターによると95人の応募者から650点の出品があった。
「おそらく中国の人たちは撮らないだろう」と物ごいやゴーストタウン、開発に取り残された漁村など裏社会の撮影に打ち込んできた池宮城さんは、最高賞の受賞に「まさかと思った」と驚きを隠さないが「中国の撮影家もたくさんいる中、自分の住んでいる街やいつも擦れ違う人たちを日本人の目線で撮ったことが評価されてうれしい」と喜びを語った。
同撮影芸術展は1978年の改革開放政策決定以来発展を続けてきた中国と、84年に国家から批准された最初の開発区としての大連開発区のこれまでの躍動ぶりをアピールするのが目的。受賞後、大連開発区档案館(公文書館)から写真集とそのほかに池宮城さんが撮影してきた大連開発区の写真の寄贈の申し入れがあり、池宮城さんはすべて寄贈する。写真集についての問い合わせは池宮商会098(861)4005。
(中地由希香)
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