中国の外交や経済政策について、その動きを大ざっぱではあるがテレビや新聞で見るだけでも大いに興味を引き立たせてくれる。かつて沖縄でも「グローバル化等」のキーワードをよく耳にする時期があったが、当時にしてみれば今の中国ほどではなかったような気がする。
「グローバルかつダイナミックな波」のすごさをここ中国であらためて感じさせてくれるのである。というのも、もちろん沖縄と中国を比較し得る問題でないのは承知の上で、小生が中国の地に住み、視点軸が中国なのだと素人ながら自らに言い聞かせるのだが、それを割り引いても「政策―実行」の一貫した流れが決定から実施へと即座に実現して見せてくれるのである。
北京サイドの政策が福州の地方でも「素早い動き」として見て取れることが、中国らしいというか政策決定の具体化が分かりやすい感がする。もちろん、それは一側面からの視点でありすべてを理解してのことではないのだが。
特に昨年ごろからか、中南米やアフリカ諸国との関係をより一層重要視していることがマスコミを通して頻繁に内外に示されたところであるが、今年の福建省アモイ市で開催された「中国投資貿易商談会」では、見事にそのグローバル化をダイナミックに見せてくれた。当会場は昨年までとは様相を一変しアフリカと中南米諸国中心のブースで埋め尽くされ、これら諸国との経済関係や友好関係を色濃く演出したのである。
今こそ、郷里の国、日本でも国民に感動を抱かせるようなことが期待されているのでは!
(仲宗根信明、県産業振興公社福州事務所長)
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