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観光地の「光と陰」紹介 八重山商工生が島人向けツアー実施2008年12月19日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

久宇良海岸の砂浜でくつろぐ牛やごみ不法投棄の状況などについて説明を受ける参加者=石垣市久宇良
充実した表情のツアー参加者と生徒たち=石垣市白保

 【石垣】島の魅力、現実を島人(しまんちゅ)に気付いてほしい―。こんな思いから八重山商工高校(島村賢正校長)観光コースの2期生となる18人が13日、石垣島内で「島人向け観光ツアー」を実施した。島で生まれ育った人や観光業従事者など14人が参加した。
 ツアーは昨年に続き2回目。「魅力を再認識」をテーマに掲げた前回企画から一歩踏み込み、「光のあたる場所だけでなく、陰も紹介して環境について考えてもらいたい」と、ごみの不法投棄現場を訪れたり、ごみを出さないよう参加者に手作り弁当の持参を呼び掛けるなど、エコロジー(自然環境保護)にもこだわった。
 午前9時に学校を出発した一行はまず学校近くの八島防波堤へ。眼前に広がる青い海。しかし、足元に目をうつすと消波ブロックの間に大量のごみが散乱していた。続いて訪れた新川海岸にも、自転車や掃除機など粗大ごみが投げ込まれていた。ラムサール条約に登録されている名蔵アンパルでは、はだしで湿地を体感した。
 川平湾では松竹美佳さん(18)が「石垣の自然できれいな真珠が作られると知って誇りに思う。それをみんなにも伝えたい」と黒蝶真珠の養殖を紹介。野底マーぺーに向かうバスでは、真地申恵(のぶえ)さん(17)が紙芝居で悲恋伝説を披露した。
 久宇良牧場は、島人のほとんどが初訪問。案内した大和里菜さん(17)は「砂浜に牛がいる姿はなかなか見られない」と強調する一方で、草陰にはクーラーの室外機やガスコンロなどが捨てられている現実も指摘した。
 指導した宮城隼人教諭(31)は「一人一人が役割を果たして、全員で一つのものを実現させる過程を体験してもらえて良かった」と述べた。
(深沢友紀)


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