那覇市の第三セクター・泊ふ頭開発(上地安智社長)は22日、同社と金融機関でつくる「とまりん再建計画検討委員会」を開き、同社が所有する「とまりん」内のホテル運営事業者にかりゆし(那覇市、平良朝敬社長)を選定した。25日の取締役会で正式決定する。
かりゆしは11月末まで同ホテル(沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ)を運営していたが、賃料交渉のもつれで撤退していた。正式決定すれば来年7月をめどに営業再開する方針。泊ふ頭の上地社長は、ホテル部分の売却交渉を進めている優先交渉先の三井不動産(東京)が賃料交渉でかりゆしと決裂していたため「売却の方針を見直さざるを得ない」と述べた。
ホテルの賃料は最近の経済状況に照らし、過去にかりゆしが運営していた当時と比べ低くなる見通し。
かりゆしは退職の意向を示した従業員を含め、同ホテル閉館に伴い異動通知した従業員を優先的に再び雇用する方針だ。
再建計画検討委は、かりゆしを含む3社から提出された事業計画書について(1)賃料を含めた収支計画(2)コンセプトや事業計画(3)企業の事業実績や財務内容、将来性(4)地域への経済効果―などを評価。委員6人の点数を合計し、最も点数の高かったかりゆしを選んだ。
泊ふ頭開発は25日の取締役会で三井不動産への売却方針見直しを確認する見通し。
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