18世紀の中城間切の図(複製)を贈った琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長(左)と浜田京介中城村長=中城村役場
【中城】NPO法人琉米歴史研究会(喜舎場静夫理事長)は18日、18世紀に作成されたとみられ、戦後は米兵に持ち去られていた琉球古地図の中城間切の図の複製を中城村に贈った。
同図は1700年代後半作成の「琉球国惣絵図」とみられる26枚の1枚で、中城のほか宜野湾、浦添、西原間切が色彩豊かに描かれ、集落名や井戸、馬場などが記されている。間切の境界線やかつての海岸線なども分かる。中城城跡は「番所」とあり薩摩支配の影響とみることができるという。
同絵図は終戦直後に米兵に持ち去られたが、2001年に琉米歴史研究会が発見して持ち帰った。現物は県立博物館が収蔵している。
贈呈式で浜田京介村長は「歴史を知ることは未来を知ること、と言うが、200年以上前の村の様子が分かる重要な資料だ」とあいさつした。
喜舎場理事長は「中城村に素晴らしい歴史があることを知らしめ、子どもたちに誇りを持ってほしい」と述べた。
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