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梅雨告げる「シーシーシー」 ツマグロゼミ鳴く 宮古島2006年5月27日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

初夏の日差しの下、小さな体を震わせて力強く鳴くツマグロゼミ=宮古島市上野

 【宮古】宮古島市の天然記念物で希少種のツマグロゼミ(セミ科)が、同市上野の新里集落などで鳴き始めている。梅雨空の切れ間からのぞく日差しの下、羽化して間もない小さなセミは力強い鳴き声を初夏の宮古に響かせている。
 ツマグロゼミは全長3―4センチと小型で青緑、オレンジ、中間色の3つの体色がある美しいセミ。梅雨時に羽化することから、通称「梅雨ゼミ」とも呼ばれる。頭を下に向けて逆さになって木に止まる特徴があり、「シーシーシー」と鳴く。
 国内の北限となる宮古ではイスノキに生息するが、伐採が進むなど環境が変化したため激減。上野新里と城辺の一部にのみ生息し、環境省レッドデータブックでは絶滅の恐れがある地域個体群として指定されている。セミの羽化はこれからがピーク。梅雨明けとともに訪れる本格的な夏に彩りを添える。


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