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米軍事法廷、比女性暴行「取り下げ」 伍長に買春など禁固6月2009年2月24日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

高等軍法会議の結果について記者団に説明するクロフォード少佐=24日正午すぎ、米空軍嘉手納基地第1ゲート内

 本島中部で2008年2月、フィリピン人女性を暴行したなどとして、米統一軍事裁判法の女性暴行など4件の罪に問われた在沖米陸軍パトリオット・ミサイル(PAC3)部隊所属のロナルド・ホプストック伍長の初めての高等軍法会議(軍事法廷、判事=ダナ・ライト米陸軍大佐)が24日午前9時、米空軍嘉手納基地のカデナローセンターで開廷、即日結審し、ライト判事は禁固6月を言い渡した。
 伍長はこれまで米陸軍犯罪捜査局の調べに4件の罪すべてを否認していたが、開廷前に検察側と弁護側で「事前合意」が成立したとして、女性暴行の罪を除く性的交渉(買春)など3つの罪を認めたという。事実上の司法取引が行われたものとみられる。
 陸軍広報によると、伍長への処分は禁固6月のほか、2等兵への3階級格下げ、給与支給停止、悪品行による除隊。即日、在沖米海兵隊施設内の刑務所に収容されるという。陸軍広報は、「判事は判決言い渡し前に合意の中身を知らない」などと説明し、「事前合意」と判決に直接の関係はないと主張している。
 同広報によると、女性暴行容疑について、病院での検査結果などから「起訴し得る十分な証拠がなかった」として検察が起訴を取り下げたという。
 陸軍広報は「被害女性の女性暴行の訴えの信用性についてコメントすることはできない」としている。
 08年2月の女子中学生暴行事件でも開かれた米海兵隊の高等軍法会議では、海兵隊員と軍当局が司法取引し、1罪を確定させる代わりに検察側が4罪を取り下げ、即日判決が言い渡された。今回の軍法会議で司法取引の有無について、在日米陸軍報道部は「何も話せない」としている。
 在日米陸軍によると、ホプストック伍長は昨年2月18日、大隊長命令の同伴外出義務を破り単独で基地から外出(命令違反)、沖縄本島中部でフィリピン人女性を暴行(女性暴行)したとされる。それとは別に金銭を払って性的交渉(買春)するなど2件の罪でも起訴されていた。


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