【嘉手納】米空軍最新鋭のF22ステルス戦闘機12機が一時配備されている米空軍嘉手納基地で27日午前、新たに別の基地所属の「F22」4機がグアムから飛来し、嘉手納のF22と共同訓練をした。嘉手納町に事前連絡はなかった。従来の12機の即時撤去要求が上がる中、追加飛来で計16機のF22が嘉手納基地に一時配備している異常な事態となっている。既に騒音激化などで訓練中止と即時撤去を求める声が高まっている中、さらに別のF22が飛来し、共同訓練を実施することで一層騒音激化が懸念され、地元反発が高まるのは必至だ。
F22は、米カリフォルニア州エドワーズ空軍基地所属の機体が25日(現地時間)、同基地の北東約55キロの砂漠地帯で試験飛行中に墜落し、操縦士が死亡した。
だが米空軍はF22の運用は変更せず、嘉手納基地でも通常訓練を続けている。
嘉手納基地報道部によると、27日飛来したF22は、28日以降も嘉手納配備の機体と別の訓練も計画しており、30日の週初めにグアムに戻る予定。
27日飛来の4機は、米アラスカ州エレメンドルフ空軍基地所属、現在はグアムに一時配備されている。尾翼の「AK」が目印。
従来から一時配備している機体は、米バージニア州ラングレー空軍基地所属で印は「FF」。共に1月から12機ずつ配備されている。
アラスカのF22が飛来したのは27日午前11時半すぎ。この飛来は嘉手納町に事前連絡はなく、沖縄防衛局が同日午後5時半ごろ、グアムから4機が飛来したとだけ連絡した。
バージニアのF22は、嘉手納所属のF15戦闘機のほか、外来機でアラスカ州から飛来した仮想敵機のF16戦闘機、米原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機FA18戦闘攻撃機などと共同で訓練し、3月16日から4日間、航空自衛隊那覇基地と小松基地のF15とも共同訓練をした。
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