去る17日、地域コミュニティカフェ・グクルの森で開設1周年の節目イベントが行われた。沖縄各地、そして遠くは福井県、奈良県から心でつながる多くの仲間が駆けつけ、「健康・交流」を深めた。
コミュニティーの場が地域に根を下ろし、参加者の「元気の源」となるには、発生してくる問題を一つひとつ解決し、描いたイメージをぶれなく実現していく信念とチーム(世話役)づくりが求められる。営利を目的とする店舗施設と社会貢献を目的とする公共施設の二つの性格を併せ持つ場を創(つく)ること。すなわち、主体的な参加を促す場がいかに広げていけるかどうかである。
また、持続性ある場にするためには、無償と有償のボランティア、専任職スタッフといった違ったスタンスのメンバーによるチームづくりも必要となってくる。心づくり=人づくり、コミュニティーづくり。決してヒット企画を生むものではない。地域性に立脚したもともとあるものからの場づくり。コーディネーションをすることである。
1年間に行った、トーク・ゆんたくライブは50回、延べ約150人の方々が登場。満席になる会もあれば出席者が一人もいない会もあった。
そこには多くの気づき、運営へのヒントがあった。よく、主催者が会の体面を保つために“動員”をかけ出席者を調整することがあるが、それでは本当の意味で参加者の主体的な行動にはつながりにくい。参考になる、ためになるだけの会では一人ひとりの心には届かない。自分の意思で参加し、「来てよかった」「また来よう」と、思ってもらえ、そして「私にも何かできるかも」と感じるような場こそ地域のコミュニティー空間である。
一人ひとりの気づき、行動は必ず地域の元気につながっていく。
(関原宏昭、にんべんのついた健築家)
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