日本自動車連盟(JAF)がことし4月に警察庁と合同で全国で実施した調査によると、6歳未満の子どものチャイルドシート使用率は県内は43・5%と、前年より3・1ポイント増加したものの、全国平均の54・8%を下回った。JAF沖縄支部や県警交通企画課によると「子どもが嫌がる」という理由が多いほか、「面倒くさい」「お金がかかる」という人もいるという。同課は「幼い命の安全を守るため、しっかりチャイルドシートに座らせてほしい」と呼び掛けている。
県内は調査対象の6歳未満の子ども209人のうち、チャイルドシートを使わず、そのまま座席に座っていた子どもが38・3%、大人用シートベルトを着用していたのが9・1%、保護者が抱っこしていたのが6・7%、チャイルドシートのベルトなどが適切に付けられていないのが2・4%だった。全国的に、年齢が上がるにつれて、使用率が下がる傾向にある。
県警交通企画課によると、5月末現在の県内のチャイルドシート非着用の人身事故は15人で、重傷者はいないものの、前年同月の6人に比べ2倍以上に増加。すでに昨年1年間の件数に達している。
6年前には、車が電柱にぶつかった衝撃で、後部座席で抱っこされていた乳児が頭を打ち、死亡したケースもあった。同課は「子どもは体重が軽いので、衝突ですぐに体が飛ばされる。事故の衝撃は大きく、抱っこでは耐えられない」と警鐘を鳴らしている。
JAF沖縄支部は21日午後2時から、浦添市の同支部でチャイルドシートの取り付け状況をチェックする無料サービスを行う。(要予約)
問い合わせは同支部(電話)098(877)9225(平日午前9時〜午後5時半)。
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