対馬丸の犠牲者らを鎮魂するために作ったシーサーを前に喜ぶ上原清さんと児童ら=1日、那覇市の壺屋小学校
那覇市立壺屋小学校(長尾栄正校長)の6年生30人は学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を鎮魂するために作ったシーサーを1日、対馬丸記念会(高良政勝会長)に贈った。
シーサーは同記念会評議員で生存者の上原清さん(75)=うるま市=らに託され、8月22日、暗い海で多くの子どもらが命を失った鹿児島県の悪石島沖に沈められる。
上原さんは今回沖縄から初めて、悪石島で行われる慰霊祭に参加し、自らも陶工の小橋川清正さんと製作したシーサーを沈める予定。
同小で行われた贈呈式で、上原さんは「当時、10歳だったわたしももう75歳。最初で最後の慰霊の旅になるはず。皆さんのシーサーが暗い海に沈んだ子どもたちに『寂しかったでしょう』と一緒に遊んでくれるだろう」と感謝した。
本部太一くん(11)は「子どもたちが安らかに眠ってほしい」と話し、金城璃梨花さん(11)は「今沖縄は平和ですと伝えてもらい、天国で幸せに暮らしてほしい」と願いを込めた。
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