県、うるま市、金武町、宜野座村などで構成する県環金武湾地域雇用創造協議会(代表・勝目和夫県観光商工部長)は、10月から外国映画やドラマの字幕を作成する人材の育成事業を始める。英語、中国語、韓国語でそれぞれ10人ずつ研修し、字幕作成のプロを養成、雇用創出につなげたい考えだ。事業の受託が内定しているコミックリズ(東京、竹之内良和社長)は「語学力の高い人が県内には多い。沖縄を字幕作成の拠点にしたい」と話している。
研修は1日3時間で15回行う。時間で文字数の制限がある字幕の基本的な約束事を教えるほか、字幕作成ソフトを使った実習も行う。講師はプロの字幕制作者が務める。研修場所はうるま市の舞天館を予定している。
受講費用は教材費として3千円を予定。受講生の募集は10月に行い、言語ごとのテストを出して選考する。研修は来年2月末まで。事業予算は厚生労働省の地域雇用創造推進事業を活用する。
研修終了後は、筆記、実技のテストを行い、一定点数以上の受講生はデータベース化して企業へ紹介するなど就職支援もする。コミックリズも受講生の一部を採用する予定だ。
事業開始を記念し、「タイタニック」や「スターウォーズ」など、著名映画の字幕で知られる字幕翻訳家の戸田奈津子氏を招いたフォーラムも9月22日に開く。
コミックリズは「流星花園―花より男子」(台湾)など日本の漫画を原作とする海外ドラマの日本語字幕を制作している。2007年5月、北谷町に沖縄オフィスを開所し、制作の拠点としている。
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