九州サッカーリーグで首位を走る沖縄かりゆしFCは5日、佐賀県総合運動場陸上競技場で第17週を行った。2位につけるヴォルカ鹿児島と対戦、PK戦の末に下し、最終18週を待たずに2年連続4度目の優勝を飾り、上位リーグのJFL(日本フットボールリーグ)昇格をかけた地域リーグ(11月下旬)への出場を決めた。
沖縄かりゆしFCは前半6分に先制を許す苦しい展開。MF関隆倫のフリーキックによる2得点などで後半28分に逆転したが、3分後に3―3と追い付かれPK戦に突入した。PKではGK當眞嗣高が好セーブを見せ4―2で勝利、粘るヴォルカを退けた。
◆苦しんで地力、PK制す 「昨年の借り返す」決意
先制され、苦しんだかりゆしFCだったが、後半はしっかりと修正。最終18週を待たずに九州リーグ2連覇を決めた。
8月末には天皇杯県予選でFC琉球を下し、県代表を決めたかりゆしFC。連戦の疲れや故障者続出の影響から、前半は試合で初めて試す布陣。中盤でのパスが回らず、FW陣が孤立してしまう状況が続き、開始早々に失点。その後も押し込まれたが、関隆倫が直接FKを決め、どうにか同点で折り返した。
後半、前を向いて勝負する、9月加入のFW木島徹也を投入。前線にためをつくることで最終ラインも高くなり、得意のパスサッカーを徐々に取り戻していった。2―2の同点で迎えた後半28分にはFWのパス交換に左サイドから走りこんだ櫻田真平が合わせ、3―2と逆転に成功。仲本洋監督が「どこからでも得点を取れる連動性があった」と、納得のゴールだった。
今季は第3週に1敗しただけ。11月の地域リーグに向け、仲本監督は「昨年地域リーグを戦った選手が多く残っている」と昨年以上の強さと選手層の厚さに手応えを感じている。「最終目標はあくまでJFL昇格。昨年の借りを返したい」と力を込めた。
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