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タミフル服用、南城市でも異常行動2006年7月5日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 3日、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した豊見城市に住む中学1年生の男子生徒(12)が転落死したことを受け、南城市の中学生がタミフル服用で異常行動を起こしたとの情報が4日、家族から琉球新報社に寄せられた。医療関係者はタミフルが原因と特定されず「高熱の影響も考えられる」として処方を続けている。事故を受け使用を控える患者や、薬害注意を呼び掛ける専門家の声もある。
 南城市の父親(40)=自営業=によると、中学1年の長男(12)が2日、高熱を出し、病院がインフルエンザB型と診断。午後9時にタミフルを服用し就寝したが、午前零時ごろ起き出し、興奮状態で意味不明の言葉を繰り返して歩き回り、おびえて震えるなど異常行動をとった。午前3時にも同様の行動があった。3日も朝晩服用し夜に前日同様の異常行動があった。いずれも事後に異常行動の記憶はなかった。4日朝から服用をやめ、その後は落ち着いているという。
 県立南部医療センター・こども医療センターの安慶田英樹小児科部長によると、先週61人のインフルエンザ患者ほぼ全員にタミフルを処方。「6日続く熱が1日半で下がるなど、劇的な効果がある」と言う。那覇市立病院ではチラシ配布で、副作用を含めた周知を検討中。
 タミフルを国内で販売する中外製薬は「司法解剖などを待ち、対応を検討したい」と述べた。
 県薬務衛生課は「厚生労働省も薬と(異常行動)の因果関係を確定しておらず、県が対応できる段階ではない」と述べた。
 薬害問題に取り組むNPO法人医薬ビジランスセンター・薬のチェック(大阪市)代表の浜六郎医師は「タミフルが脳内に入ると睡眠剤やアルコールが入ったような脱抑制の状態になり、異常行動が起き得る。豊見城の件は以前私が報告した中高生2人の異常行動による死亡のケースと同じだ」と指摘。「因果関係が確認できないからと否定するだけでは、薬害は発見できない」と語り、科学的原因解明の必要性を指摘した。


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