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「神猫図」など指定 有形文化財に3点 県教委2006年7月20日 
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 県教育委員会は19日、絵画「神猫図(しんびょうず)」と工芸品「黒漆菊花鳥虫七宝繋沈金食籠(くろうるしきっかちょうちゅう・しっぽうつなぎちんきんじきろう)」と工芸品「黒漆牡丹七宝繋沈金食籠(くろうるしぼたん・しっぽうつなぎちんきんじきろう)」の3点を県の有形文化財に指定することを決めた。
 「神猫図」は那覇市の歴史博物館が保管している。近世琉球の写生画の礎を築いた山口宗季(1672―1743年)が描いた作品。1725年に制作したものと思われる。宗季は琉球王国における中核の絵師で、薩摩の島津家や京都の近衛家からも花鳥画の依頼を受けるなど琉球絵画の評価を高めた人物。
 「黒漆菊花鳥虫七宝繋沈金食籠」は海洋博覧会記念公園管理財団が所有。円形二段で外面は総黒漆塗り。地文は七宝繋文を沈金で加飾している。16世紀の制作と思われ、補修もほとんどなく、琉球漆器の初期沈金の技法を知る上で貴重。
 「黒漆牡丹七宝繋沈金食籠」も海洋博覧会記念公園管理財団の所有。16―17世紀の制作と思われる円形二段印籠蓋造の食籠。蓋の面、側面などは牡丹文が施されている。これも琉球漆器の初期沈金の技法を知る上で貴重な漆器だ。


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