白保竿根田原洞穴の重要性を説明する米田穣東京大大学院准教授(左)=8日午後、県庁記者会見室
新石垣空港建設予定地内の白保竿根田原(さおねたばる)洞穴内の堆積(たいせき)物から出土し、国内最古の旧石器時代のもの(約1万5千年〜2万年前)と分かった人骨化石について、県教育庁は8日、化石の分析などに携わった研究者らを集めて記者会見を開いた。研究者らは「日本人の起源を探る上でさらに貴重な資料が出てくる可能性がある」と同洞穴の重要性を指摘。県教育庁が2010年度に実施する予定の発掘調査に期待を寄せた。
会見には金武正八郎県教育長、東京大学大学院の米田穣准教授、琉球大医学部の土肥直美准教授、NPO法人・沖縄鍾乳洞協会の山内平三郎理事長らが出席。今回分析に使われた人骨化石の現物も展示された。
化石の放射性炭素年代測定をした米田准教授は洞穴内の堆積物について、年代が大きく違う人骨化石が近接して出土したことから「どこか別の場所から流れてきて、2次的に堆積したもの」との認識を示し、その上で「1万年以上前の遺物を良い状態で保存している非常に重要な堆積物だ」と強調した。米田准教授は今後、人骨化石から抽出したコラーゲンを分析し、当時の人類の食生活を調べる。
人骨化石を形態学的に調べている琉球大の土肥准教授は「今後の調査で、これまで出土している港川人などの後期更新世人骨化石と、形態的に比較できるような資料が出土する可能性がある」と期待した。
次の記事:厄払う「ホーイ」の声 宮古・...>>
今日の記事一覧
今月の記事一覧
最近の人気記事
Photo History
琉球新報掲載写真でつづるオキナワの歴史
しんぽう囲碁サロン
世界中の囲碁ファン会員と対局
ライブカメラ
琉球新報泉崎ビルに設置したライブカメラ
りゅうちゃん商店
ウェブサイトからも購入可能に!
ちょBit
新報パーソナルアド
ウイークリー1
沖縄県内・県外就職・求人情報ニュースサイト
琉球新報の本
琉球新報の本がネットでも購入できます
週刊レキオ
生活情報満載の副読紙。毎週木曜お届け
新報カルチャーセンター
130講座 学ぶ楽しさがいっぱい
新報ローカルブログ
ミニコミ紙連動のローカル情報

〒900-8525 沖縄県那覇市天久905
紙面・記事へのお問い合わせは、読者相談室までどうぞ。
電話098(865)5656 (土日祝日をのぞく平日午前10時〜午後4時)
©The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。