ユインチ鉱山から噴出している湯(手前)。上部のパイプからガスが出ている=7日、南城市佐敷のユインチホテル南城
【南城】本島南部一帯の地下に存在する水溶性天然ガスの活用を目指して県とタピック沖縄(沖縄市、宮里好一社長)が共同で試掘を進めている南城市佐敷のユインチ鉱山で1月上旬に湯とガスが確認され、8日から成分分析が始まった。
同鉱山は「ユインチホテル南城」の敷地内。2009年9月に試掘を開始し、同12月22日に地下2120メートルまで掘り終えた。1月上旬に湯の噴出を確認。今後はガスの成分を分析し、3月上旬にも中間報告をする予定。
湯の温度は地表で約56度。水溶性天然ガスは、次世代エネルギーとして注目される。同社は、ガスをホテルで発電などに利用、分離した湯を温泉として活用し、環境への負荷の小さい温熱併用供給システム(コージェネレーションシステム)の構築を目指している。
宮里社長は「実際に湯が出てほっとした。今後、統合医療と融合した観光への活用も含め、明るい展望が見えてきた」と喜んでいた。
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