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搭乗橋設備を製作 仲本工業、県内で初2010年3月9日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

仲本工業が製作したボーディングブリッジ設備=沖縄市美里(同社提供)

 県内建設業大手の仲本工業(沖縄市、仲本豊社長)は、空港ビルと航空機をつないで乗客などが乗り降りするボーディングブリッジ(搭乗橋)の設備一式をこのほど製作し、完成させた。県内でボーディングブリッジ設備が製造されるのは初めてという。発注元の那覇空港ビルディング社の検査も終えており、近く那覇空港で国内線旅客機用として稼働する予定だ。
 製作は三菱重工業の子会社、三菱重工交通機器エンジニアリング(川崎市)から依頼を受けて昨年12月に開始した。航空機の搭乗口に接続する「ヘッド」や通路部分の「トンネル」、空港ビル側につなぐ「ロタンダ」などを製造した。
 これまで鉄骨や橋りょうなどを主に手掛けてきた仲本工業は、初めての依頼品に特別チームを組むなどして臨んだが、「図面も普段とは違う表記でスタートから苦労した」(玉城俊弥鉄構部次長)。素材は軽量化や防さびのため厚さの薄いステンレスなどを多様したため、普段製作する鉄製の構造物とは溶接や組み立てなども異なった。
 搭乗橋は電気で動く。動力関係は三菱重工側が提供。各設備にそれぞれ旋回、伸縮・昇降などの複雑な動作への対応が求められるが、仲本工業は三菱側の技術支援も受け、タラップやタイヤなどを含めた製作作業を4日までに完了し、発注元の検査をクリアした。
 今回は「地元設備は地元企業で」との三菱側の強い要請で受注したというが、「達成感があった。技術の向上、業容拡大にもつながる」(玉城次長)と受け止めている。仲本社長は「今後も機会をとらえ、受注を模索したい」と話した。



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