水環境の保全に関する詩を発表する北小の児童ら=7日、宮古島市中央公民館
【宮古島】宮古島市の地下水保全対策などをまとめた「宮古島水循環計画」策定に伴う「同計画策定記念キックオフイベント」(環境省九州地方事務所主催)が7日、市中央公民館で催された。同計画に基づき作成された教科書副読本などを使い、市の水環境に関し調べた北小学校4年生58人が学習成果を発表した。
宮古島水循環計画は環境省が同市を地下水保全対策のモデル地域に指定し行政や研究者らの委員でつくる「同計画策定協議会」(委員長・中西康博東京農大准教授)が策定し同時に水環境を学ぶ教科書副読本も作成。キックオフイベントで、中西委員長が下地敏彦市長に同計画を手渡した。
環境学習の成果を発表した北小学校4年生は宮古で不法投棄が多い理由を探るために実施した同校児童へのアンケート調査を説明。高学年になるにつれてポイ捨てをする人が増える傾向を示した。
その上で「子どもの時にポイ捨てをしたり、落ちているごみが気にならない状態が続くと大人になった時、不法投棄も平気になる。ごみは有害物質が含まれ、流れ出すと地下水が汚れる。地下水を飲み水とする宮古島では深刻な影響が出る」と指摘した。
児童らは「地下水を守るために私たちができること」に(1)森林を大切にする(2)不法投棄やポイ捨てをしない(3)フライパンなどの油やしょうゆは古新聞でふきとる(4)シャンプーや洗剤などの使いすぎに注意―の4点を挙げ「皆で地下水を守っていこう」と訴えた。
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