美ら島沖縄総体総合開会式でデンファレの花を掲げ、堂々と入場行進する県選手団=28日午前10時すぎ、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場(又吉康秀撮影)
「青天届く君の風 みなぎる闘志が 夏に輝く」をスローガンに、全国高校総合体育大会(インターハイ)「美(ちゅ)ら島沖縄総体2010」は28日午前、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で総合開会式を行い、幕を開けた。8月20日までの約3週間、全国の高校生トップアスリート約2万8千人が出場し、日本一の栄光を目指し鍛え抜いた技と力を競い、熱戦を繰り広げる。
総合開会式は、開式通告直前に強い雨が降り出したため、約15分遅れでスタートした。コザ高校プラカード係の先導で、鹿児島県選手団を先頭に南から北の順で入場行進した。最後に県選手団133人が、旗手の新里龍武選手(美来工科バスケットボール部主将)を先頭に入場すると、スタンドからは大きな拍手と指笛が鳴り響いた。
午前10時すぎ、行進を終えた選手3250人を前に、具志堅侃(つよし)県高校体育連盟会長が開会を宣言。那覇西高校陸上部の宜保駿、宮城紫両主将が「磨き上げてきた力と技と明朗な精神をこの青天に届けることを誓う」と宣言した。
式典では県内高校生が郷土芸能やマーチングバンドを披露し、県外からの出場者を歓迎した。この日は県内各地で種目別開会式も行われ、各選手らが活躍を誓った。
全国総体の県内開催は初めて。全国総体は1963年、全国各地で個別に開催されていた競技別の全国高校選手権を統合し、第1回大会が新潟県を中心に行われた。今大会で全国を一巡する。単独県での開催は最後となる。
県代表は全29競技(山岳は鹿児島などで開催)に過去最高の総勢829人が参加する。重量挙げ、なぎなた、ハンドボールなどで優勝や上位進出が期待される。大会には監督や応援団らを含め、県外から約10万人が大会期間中に来県する見込み。29日から陸上など7競技が県内各地でスタートする。
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