普天間飛行場移設問題 RSSicon

飛行経路の説明誤り 辺野古・普天間代替施設案2010年8月24日 
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普天間代替施設の飛行経路をめぐる日米の主張の違い

 【米ワシントン23日=与那嶺路代本紙特派員】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設手法の詳細を決める日米協議で、米政府が、軍用機の飛行経路(有視界飛行)に関する日本政府の従来説明が間違っているとし、大幅に広げるよう要求していることが分かった。日本政府はこれまで沖縄に対し、集落から極力遠ざけた飛行経路を提示してきたが、米側は海兵隊の運用の実態と懸け離れていると主張。経路が広がることにより、北東部の名護市安部地区などで騒音被害を受ける対象地域が拡大する。地元が反発するのは必至だ。
 17日から19日までワシントンで開かれた実務者、専門家協議で、日米の相違が露呈し、大きな対立点となった。日本政府は米側の主張は認められないと反論している。専門家協議の報告書が今月末に発表されるが、それまでに折り合いを付けるのは不可能な状況だ。報告書では飛行経路に言及しないか、簡略化した地図で対応する方向。
 日本政府は2006年の日米合意以降、米軍機の飛行経路を、周辺住宅地に極力近づかないような「台形」にとどめると沖縄側に説明してきた。だが米側は「航空機が台形に飛べるはずがない。標準的な楕円(だえん)形の経路で飛ぶ。沖縄に正直に説明すべきだ」と、“是正”を要求した。
 専門家協議で代替施設の詳細を詰める過程で、飛行経路の認識に根本的な食い違いが発覚し、大きな問題へ発展した。
 天候不順の際に行う計器飛行についても、I字滑走路の場合、安部地区北西の「カヌチャリゾート」の上空を飛ばない経路を図示する日本側に対し、米側は運用上、ホテルや周辺地域の上空飛行は避けられないと説明。ここでも議論が紛糾した。
 来週に発表される報告書は、代替施設の滑走路について、06年に日米で合意したV字案と、民主党政権が提案したI字案を併記し、2案の長短の比較にとどめる予定。


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