米軍再編に伴うグアム内の米軍統合計画は、島内配備の海兵隊が司令部機能だけではなく、空と陸を併せ持つ実戦部隊の配備であることを明示した。海兵隊の新設は全4軍新配備のうち66.6%を占める。従来の空軍・海軍中心から、海兵隊の出撃拠点としての重要性を表した格好だ。
計画はオスプレイ配備も念頭に1800メートル滑走路整備も明記。普天間代替施設の規模とも重なる。同じ太平洋地域に沖縄とグアムの両方に拠点を併置させることになるが、沖縄に海兵隊を配備させることをあらためて問い直す必要がある。
実際は米軍再編日米合意では在沖海兵隊のグアム移転は約8000人で、どこから航空部隊や陸上戦闘部隊を配備して9700人とするかは不透明だ。
一方、在沖海兵隊移転に伴う日本側の費用負担は住居やインフラ整備に限られており、射撃訓練場など施設整備に充てる費用は含まれていない。米側の負担では米連邦議会へ説明が必要となる。
(政経部・滝本匠)
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