米軍再編に伴う地対空誘導弾パトリオット・ミサイル(PAC3)の沖縄配備で米陸軍は11日未明から、天願桟橋(うるま市)に停泊中のミサイル搭載貨物船「グローバル・パトリオット」からミサイル本体24発を陸揚げし、嘉手納弾薬庫内に搬送する。 桟橋ゲート前にはミサイル搬入に反対する平和団体が座り込みを続けており、県警は機動隊約100人を投入して阻止行動を抑える構えで、混乱が予想される。
貨物船はミサイルを陸揚げ後、那覇軍港へ移動し発射台4基を降ろす。発射台は国道58号を経由して嘉手納基地に移送、年内には一部運用を開始させる予定だ。
貨物船は9日午前、ミサイル本体と発射台を載せて天願桟橋に着岸した。その後沖縄平和運動センター(崎山嗣幸議長)のメンバーがゲート前に座り込み、米軍車両や従業員の出入りを阻止し、米軍はミサイルを搬入できないでいる。
反対派の阻止を受けて米陸軍は9日、那覇防衛施設局、県警と協議し、早期にミサイル搬入を完了させたい考えを示した。その上で県警にミサイル搬出に伴う警備を実施してもらいたい意向も伝えた。
那覇防衛施設局は9日から始めた平和運動センターとの話し合いを10日も継続、座り込みをやめるよう求めた。センター側はこの要求を拒否し、ミサイルを米本国に持ち帰るよう求め、話し合いは依然平行線をたどったままだ。
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