FC琉球―横河武蔵野FC 前半38分、同点となるシュートを放つFC琉球の高橋駿太(11)=23日、沖縄市陸上競技場(渡慶次哲三撮影)
サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)後期12節は23日、各地で5試合を行い、FC琉球は沖縄市陸上競技場で横河武蔵野FCと戦い、1―1で引き分けた。通算成績を11勝4分け9敗(勝ち点37)として、順位は9位のまま。 琉球は前半立ち上がりに先制点を許したが、終盤、高橋駿太が同点弾を決めて1―1で折り返した。後半、サイドからのクロスボールなどで得点を狙った琉球だったが、最後までゴールを奪うことはできなかった。
琉球は26日正午から沖縄市陸上競技場でソニー仙台戦(後期8節)に臨む。
FC琉球(11勝4分け9敗)(37)
1―1(1―1,0―0)
横河武蔵野(6勝4分け14敗)(22)
【評】前半、中盤での細かいパス回しで攻めた琉球。攻撃陣が横並びとなり、パスコースを打ち消してしまうなど動きがかみ合わない場面が多かった。対する横河はクロスボールを多用し、効果的にゴール前へボールを運んだ。1―1で折り返した後半、琉球は果敢に攻めたが決定力を欠いて引き分けた。(大城三太)
◆足りない勝利への執念 フィニッシュ精度課題
あと1点が奪えず、前節に続いて引き分けたFC琉球。ホーム戦勝利になかなか手が届かない。ホームでの白星は7月24日に行われた後期4節のカマタマーレ讃岐戦以来約3カ月遠ざかったまま。寺川能人主将は「勝利への執念がもっと必要。勝ち、引き分けを隔てる壁を打ち破る力がチームに足りない」と声を荒げた。
琉球は前半8分、DFラインの裏を突かれ、失点。先制点を奪われた後もクロスボールを多用する相手にゴール前まで何度も迫られた。奮起したのはGKの森本悠馬だった。FKを横っ飛びで防ぐなどファインプレーを連発。「攻撃陣が得点するまで耐え抜こうと思った」とゴールを死守した。
なかなか攻撃のリズムをつかめない琉球だったが38分、我那覇和樹から絶妙なパスを受けた高橋駿太がゴール左に蹴り込んで同点。序盤に訪れた決定的場面でシュートを外した高橋は「久しぶりのスタメン出場。結果を残そうと必死だった」と右足を振り抜いた。
後半、細かいパス回しで猛攻を見せた琉球だったが、シュートの精度を欠き、得点は奪えなかった。
新里裕之監督は「やはりフィニッシュの精度が課題。残りの試合で結果を出すためにも指揮官としてしっかり統率していく」と固く誓った。(大城三太)
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