11月の県知事選で、糸数慶子氏(59)を推薦する野党5党と糸数氏の後援会は27日夜、糸数氏の選挙母体事務所で代表者会議を開き、政党そうぞうが糸数氏推薦の条件として提案している政策協定の締結について「5党が合意した基本姿勢以外は認められない」として、糸数氏とそうぞうが個別に協定を結ぶことも認められないと確認した。糸数氏にも同日、結論を伝えた。取材に対し糸数氏は「5党の結論に従う」と述べ、そうぞうと個別に協定を締結しない考えを示唆した。
選挙母体の事務局長も務める喜納昌春社大党委員長は同日夜、協議結果をそうぞうに伝え、基本姿勢に基づく選挙協力を呼び掛けた。これに対しそうぞうは28日にも役員会を開き対応を決めるが、下地幹郎そうぞう代表はこれまでに「政策協定が結べないなら自主投票になる」と発言しており、自主投票となる可能性もある。
そうぞうは選挙協力に当たり(1)日米安保条約(2)自衛隊(3)米軍基地問題(4)カジノを含むエンターテインメント(5)県発注工事をめぐる談合事件の損害賠償金問題―の5項目で糸数氏と政策協定を結ぶ「ブリッジ共闘」で臨む方針を示している。
5党会議後に会見した喜納委員長は「内容の論議はあったが、基本姿勢以外に協定を結ぶ形が論争を巻き起こす」と強調。その上で「協定はそうぞうの立場が鮮明になり、(基本姿勢に沿った)政策そのものもおかしくなる」と述べた。
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